プレスリリース
香港、2021年12月13日
物流および産業用不動産を専門とするユニファイド・インダストリアル・グループ（UI）は、日本と中国での事業成長を継続するために、マッコーリー・アセット・マネジメントと提携することを決定した。
UIは2008年に設立された物流系ファンド・マネージャーであり、資産・不動産の取得、開発、管理サービスを統合的に提供している。2人の創業者、ジョシュア・オルソンとロス・アントッチの指揮の下、同社は日本での事業開始に引き続き中国に進出し、両国において経験豊富なチームを有している。
UIは、120万平方メートル超の物流資産への投資および開発を行っており、その価値は30億米ドルを上回る。現在、UIは10億米ドルを超える運用資産を保有している。
マッコーリー・アセット・マネジメントは、同社の不動産ビークルを通してUIに投資し、UIの日本と中国における既存のパイプラインに資金を提供している。
UIの創業者兼プリンシパルであるジョシュア・オルソンは、「日本と中国の両国で、機能性の高い物流用不動産資産に対する需要が高まっている。マッコーリー・アセット・マネジメントとの提携によって、当社は新たな投資機会を調達・追求しつつ、当社の事業の継続的な成長にさらに大きな弾みをつけることができる」と述べている。
提携後初となる物件は、東京都心5区に隣接する江東区に所在し、資産取得の最終合意に達した。好立地に恵まれたこの物件は、ラストワンマイルの物流センターとしての再開発の可能性を秘めている。
マッコーリー・アセット・マネジメントのアジア・パシフィック不動産投資部門の責任者であるジェームス・ケンプ氏は、「当社は、UIとの提携を歓迎しており、次の段階の事業成長に向けて、創業者らと密接に連携していきたいと考えている。この投資は、構造的な追い風に支えられているセクターにおいて、質の高い不動産専門事業者と提携するという当社の戦略に沿うものである」と述べた。
さらに同氏は、「ファンド・マネージャーとして定評のあるUIの不動産における卓越した経験と、不動産運営プラットフォームの成長を支援するマッコーリー・アセット・マネジメントの専門性が融合することによって、この提携はUIの事業の発展を加速させる素晴らしい機会をもたらすだろう」と語った。
マッコーリー・アセット・マネジメント、アンガラッド・ウィザース（Angharad Withers）
+61 437 037 088
angharad.withers@macquarie.com
マッコーリー・グループ、アイダ・チェン（Ida Cheung）
+852 9371 3190
ida.cheung@macquarie.com
ユニファイド・インダストリアルは、2001年に日本でサードパーティ・ロジスティクス施設の開発に初めて参入した人物の1人であるジョシュア・オルサンの卓越した経験をもとに、物流と産業用不動産投資、開発および資産運用専門のプラットフォームとして設立された。ユニファイド・インダストリアルは、2012年にUIGアセット・マネジネント株式会社の支配持分を取得した。同社は日本において登記され、完全な認可を受けた投資運用会社であり、2015年に中国に子会社を設立している。ユニファイド・インダストリアルは、多数の機関投資家、複数の日本の民間企業や家族経営企業の投資家のために活動しており、東京、上海および香港に事務所を構えている。
マッコーリー・アセット・マネジメントは、すべての人々に前向きな影響を与えることを目的としたグローバルな資産運用会社である。同社は、機関投資家、年金基金、政府、および個人から信頼を得ており、世界で7,350億豪ドルを超える資産を運用している。インフラおよび再生可能エネルギー、不動産、農業および自然資産、アセット・ファイナンス、プライベート・クレジット、株式、債券、マルチアセット・ソリューションなど、幅広い分野で専門的な投資ノウハウを提供している。
マッコーリー・アセット・マネジメントは、債券、株式、および商品について、資産運用、ファイナンス、銀行業務、アドバイザリー、リスクおよび資本ソリューションをお客様に提供する多角的な金融グループであるマッコーリー・グループの一員である。マッコーリー・グループは1969年に設立され、33の市場において17,000名以上の社員を擁し、オーストラリア証券取引所に上場している。
数値はすべて、2021年9月30日現在のものである。詳細については、Macquarie.comを参照のこと。
