Bridge through green hills
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マッコーリー・アセット・マネジメント

すべての人にポジティブなインパクトをもたらす投資

マッコーリー・アセット・マネジメント(MAM)は、すべての人にポジティブなインパクトをもたらすことを目指す、グローバルな資産運用会社です。MAMは、顧客資産5,819億米ドル1超を運用し、事業を展開する地域やコミュニティにおいて長期的価値やポジティブな成果を創出するため、責任ある投資の推進に取り組んでいます。

MAMは、パブリック及びプライベートの両市場において、債券、株式、マルチアセット、プライベート・クレジット、インフラストラクチャー、グリーン・インベストメント、天然資源、不動産、アセット・ファイナンスなどの多岐にわたる分野で、専門性の高い金融サービスを提供しています。

MAMの事業の根幹をなすサステナビリティ

MAMがサステナビリティに配慮した投資を行なうのは、それが正しい行動であるからというだけでなく、サステナブルな投資を行なうことで、顧客や投資先企業にとって長期的にみてより優れた成果を達成することができると確信しているためです。日常生活のあらゆる側面で影響を及ぼす重要度の高い資産の管理者として、MAMは投資活動を通じてすべての人にポジティブな変化をもたらす機会を得て、それを実現する責任があると考えています。

2040年ネットゼロ目標

MAMは、サステナブルな実物資産運用のグローバル・リーダーを目指す決意から、気候変動に対する強靭性のあるインフラストラクチャー資産への投資に注力しています。

また、パリ協定の目標を10年前倒しし、投資先企業の温室効果ガス排出量を2040年までにネットゼロにすることを目指しています。

MAMのプライベート・マーケット部門では、投資先企業と密に連携し、サステナブルで気候変動への適応性に優れた、強靭性の高いビジネスを構築しています。また、同部門内のグリーン・インベストメント・グループ(GIG)を通じて、世界のネットゼロ移行促進への貢献が期待できる企業や資産、技術開発への投資に注力しています。

パブリック・インベストメント部門では、投資先企業のESGのリスクと機会を特定するため、ESG要因分析を運用プロセスに組み込んでいます。さらに、企業との直接的なエンゲージメントや議決権行使を通じて、企業に対してサステナビリティ課題に関する情報開示と対策強化を積極的に求めています。

事業内容

MAMは株式、債券、マルチアセット、インフラストラクチャー、グリーン・インベストメント、農業、天然資源、不動産、プライベート・クレジット、アセット・ファイナンスなどの多岐にわたる分野において、総合的な資産運用サービスを提供しています。

プライベート・マーケット

MAMのプライベート・マーケット部門は、画期的な投資ソリューションを投資家に提供するオルタナティブ資産運用のグローバル・リーダーであり、インフラストラクチャー、グリーン・インベストメント、不動産、農業、天然資源、アセット・ファイナンス、プライベート・クレジットの分野において専門性の高い投資事業を行なっています。圧倒的な案件発掘力と、グローバル市場に関する深い知見を最大限に活かし、投資先の地域社会にポジティブなインパクトをもたらすことを目指し、顧客資産1,750億米ドル超を運用しています。

MAMのリアルアセッツ部門はインフラストラクチャー、グリーン・インベストメント、天然資源の分野において、920億米ドル超を運用しています。投資先企業は170社を超え、85 GW超の再生可能エネルギー資産、豪州及びブラジルの農地470万ヘクタールを保有し、顧客、政府機関、地域社会との連携のもと、日々2.8億人以上が利用する生活に不可欠な実物資産の価値創出及び管理・開発に取り組んでいます。

 

グリーン・インベストメント・グループ(GIG)は、MAMのリアルアセッツ部門の一部を構成する、グリーン・インベストメントに特化したチームであり、ネットゼロ移行促進への貢献が期待される企業や資産への投資及び技術開発におけるグローバル・リーダーです。GIGのビジネスは着実に拡大を続け、現在は世界最大級のグリーンインベスターとして、成熟した再生可能エネルギー技術から次世代のグリーン技術まで、25以上の市場で57GW超のグリーン・インベストメント事業を手掛けています。

不動産部門では不動産投資、アセットマネジメント、直接投資の分野における広範なネットワークと専門知識を活かし、不動産投資事業をグローバルに展開しています。世界18都市に拠点を置き、約141億米ドルを運用し、専門運営パートナーとの連携による、将来に向けた高付加価値創造型の投資戦略から、コア/コアプラス型投資戦略の規律ある運用に至るまで、不動産分野における様々な投資機会を提供しています。

プライベート・クレジット部門では、インフラストラクチャー、不動産、ストラクチャード・プロダクトの分野で、機関投資家向けのサービスを提供しています。資金調達額は約176億米ドルに達しており、インフラストラクチャー、不動産、ファンドマネジメントの分野で140億米ドル超の金融ソリューションを提供しています。

アセット・ファイナンス部門では、18年以上にわたり輸送機器リースのプラットフォームの構築・開発を行なっています。現在、アセット・ファイナンス部門の運用残高は17億米ドルに達しており、陸・海・空の様々な輸送セクター資産への投資機会を提供しています。

数値はすべて2022年9月30日時点の情報です。

 

パブリック・インベストメント

MAMのパブリック・インベストメント部門は、機関投資家及び個人投資家の顧客やアドバイザーと連携し、株式、債券、マルチアセットなどの幅広い分野で専門性の高いアクティブ運用の金融サービスを提供しています。確信に裏打ちされた長期投資のアプローチにより、顧客からの信頼を得て、運用残高は3,330億米ドルに達しています。

MAMの組織構造は、各運用チームが最も得意とすること―各チームが独自の運用プロセスを堅持しつつ、ファンダメンタル・リサーチや詳細分析を通じてアルファ創出の機会を特定すること―を柔軟に行なえるよう整備されています。株式部門の運用残高は1,370億米ドルに達し、米国、アジア、豪州、欧州に100名以上の運用プロフェッショナルを配し、先進国、新興国の両市場において投資戦略を提供しています。

債券部門は、ニューヨーク、ロンドン、フィラデルフィア、シドニーの世界4都市を主要運用拠点に、1,790億米ドル超を運用しています。100名強の経験豊富な専任の運用プロフェッショナルが、高付加価値の金融サービスから、顧客のご要望に合わせカスタマイズされたソリューションやレポートに至るまで、独自性のあるサービスを提供しています。

マルチアセット部門は、年金資産運用の豊富な経験を持つ運用プロフェショナルで構成され、20年以上にわたりマルチアセット戦略を運用しています。マルチアセット部門では、プライベート、パブリック両市場の戦略において、長期投資目線のアセット・アロケーション及びリスク管理をはじめとする、高度な金融ソリューションを投資家の皆様に提供しています。グローバルなプラットフォームを活かし、幅広い顧客基盤にサービスを提供し、110億米ドル超の資産を運用しています。

数値はすべて2022年9月30日時点の情報です。

投資事例

オペレーショナル・ブリーフィング2022:インフラストラクチャー資産 – 米国の港湾事業

詳細はこちらの動画をご覧ください。

  1. 2023年3月31日時点