マッコーリーキャピタル証券による日本株ビジネス拡大

豪州系グローバル金融機関マッコーリーグループの日本における証券業務拠点であるマッコーリー・キャピタル証券会社は、この6ヶ月にて日本株ビジネスで大幅な人員強化を実施している。

昨年12月に日本株式本部長としてLeslie Hoy氏を起用。同氏は25年以上日本に在住し、過去にはリーマンブラザーズ証券、メリルリンチ証券、バークレイズキャピタル証券、モルガンスタンレー証券にて株式営業業務に携わってきた。今回マッコーリー・キャピタル証券では株式営業部、株式調査部、トレーディング部を含め、日本の株式市場部門全体を統括する。その他、コーポレートアクセス部ヘッドとして小口俊樹氏を採用。小口氏は日興ソロモン、JPモルガン証券、ゴールドマンサックス証券、バークレイズ証券にてコーポレートアクセス業務に15年以上の経験を持つ。

株式営業ではAndrew Hill氏を採用。Hill氏は東京三菱銀行、ファーストユニオン銀行、ニューヨーク銀行、シティグループにてバンキング、株式営業の業務に従事してきた経歴を持ち、今後はアジアを中心に日本株式営業としての業務に就く。

トレーディング部では木下太郎氏とMichael Sirvint氏を採用。木下氏は直近岡三証券にて国内外の投資家に対するトレーディング業務に従事していた。Sirvint氏は大和証券、日興SMBC、バークレイズ証券、ジェフリーズ証券を経ての入社となる。

更に、株式調査部では五老晴信氏と田口洋氏を採用。五老氏は20年以上の運用業界経験を持ち、直近はモルガンスタンレー証券からの入社となる。マッコーリーグループの強みでもある資源関連セクターのアナリストとしてとして鉄、非鉄、商社を担当する。田口氏はメリルリンチ証券、モルガンスタンレーMUFG証券、ドイツ銀行、PWCを経ての入社となる。今後は電子部品、半導体関連を担当する。