プレスリリース
東京、2019年9月17日, 17 September 2019
マッコーリーのコモディティーズ アンド グローバルマーケッツ(CGM)部門(「マッコーリー」)およびエレクトロルートは、本日、株式会社東京商品取引所(「TOCOM」)において立会外取引による最初の電力先物取引を実施したことを発表いたしました。
今般新しく立ち上げられたTOCOMの電力先物市場は、日本のエネルギー市場を活性化させるために重要な役割を果たすべく、市場参加者に日本の電力の価格変動をヘッジする手段を提供することになります。
マッコーリーは、日本の電力先物市場に参加できることを喜ばしく思っております。
お客様の目線に立ち、今まで海外で培ってきたエネルギー分野での経験を日本の電力市場に持ち込みたいと考えております。
「マッコーリーは新規及び既存のお客様と協力して、電力市場でリスクをお持ちの小売業者、発電事業者、企業等の皆様に対して、革新的なリスクヘッジツールや、金融ソリューションを提供させていただくことを楽しみにしています。」と、CGM部門コモディティー マーケッツ アンド ファイナンス事業部門のアジア共同部門長アンドリュー・マクグラスは述べています。
エレクトロルートは1年以上にわたり、ヨーロッパでの電力取引の知見を活用して、日本の電力会社含む企業にヘッジ商品を直接提供してまいりました。 先物の上場に際してエレクトロルート最高経営責任者のローナン・ドハーティ氏は、「JEPXでの取引量は大幅に増加しましたが、これまで発電事業者と需要家が、変動の大きい電力価格を管理する手段は限られていました。TOCOMによる電力先物市場は取引参加者にとって大きな前進です。」と期待しています。
マッコーリー バンク リミテッドのコモディティーズ アンド グローバルマーケッツ(CGM)部門のビジネスは、グローバルな金融市場を通して、お客様に様々なサービスを提供しております。CGM内のコモディティー マーケッツ アンド ファイナンス(CMF)事業部門のビジネスは、コモディティーマーケットへのエクスポージャーを持つお客様に、世界中のエネルギー、金属、農業セクターで、リスク管理、融資、資金調達、および現物取引、物流サービスといった広範なサービスを提供しております。その他、機関投資家の方々に対してコモディティーベースのインデックス商品も提供しております。
マッコーリー[(MGL(マッコーリーグループリミテッド)とその関連会社、総事業体)]は、30カ国にオフィスを構える世界的な金融グループです。マッコーリーの幅広い専門性は、資産運用と融資、銀行、アドバイザリー、リスク、債券、株式、コモディティーに係るキャピタルソリューションにわたります。事業の多様性は、強固な資本基盤と堅牢なリスク管理フレームワークと相まって、マッコーリーの50年連続の黒字経営達成に貢献しております。
1969年に設立されたマッコーリーは現在、世界で15,700人以上の従業員を擁し、2019年3月31日時点で総資産が2,032億豪ドル、総資本が184億豪ドルとなっております。
詳細については、www.macquarie.comをご覧いただきますようお願いいたします。
エレクトロルートは、ダブリンに本社拠点を持つ、エネルギー関連トレーディング事業、並びにサービス事業を手掛ける独立系企業です。顧客への柔軟なサービス提供を強みとして成長しており、欧州及び日本にて事業を展開中です。
詳細については、https://www.electroroute.com/をご覧いただきますようお願いいたします。