インフラストラクチャー
| セクター | インフラストラクチャー |
| サブセクター | デジタルインフラ |
| 地域 | 米州 |
MAMが運用するファンドを通じて2018年に投資を開始して以来、アラインドが所有する稼働中または開発中のデータセンターは、2拠点から50拠点に拡大
その後7年間にわたって、MAMはデジタルインフラ分野で培ったグローバルな専門知識と20年以上の投資経験を活かし、米国およびラテンアメリカでのアラインドの成長を支援しました。その一環として、MAMは共同投資家とともにアラインドの増資を引き受け、50億米ドル以上の資金を提供しました。アラインドは、AI対応型インフラへの急増する需要に応えるため、米国全域で5ギガワット以上の将来容量の拡大を計画しており、この資金提供によってその開発が加速すると見込まれています3。
アラインドは、戦略的なサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)の導入により、さらなる成長を遂げており、2020年には米国初となるデータセンター向けサステナビリティ連動型融資を実施しました4。その後、同社のSLLは60億米ドルを超える規模に拡大し、さらに20億米ドル以上のグリーン資産担保債も発行しています5。
従来のデータセンター冷却システムと比べて、より高いエネルギー効率を実現する、アラインドが独自に開発した液体冷却技術「DeltaFlow~」6
成果
2018年にMAMが運用するファンドが最初の投資を行った時点で、アラインドの事業ポートフォリオは2拠点のみでしたが、現在では稼働中または開発中のデータセンターが50拠点にまで拡大しています。契約済みおよび利用可能な容量も85メガワットから5ギガワット超に成長し、事業展開地域も北米および南米の主要市場へと広がりました。現在は、世界の主要なハイパースケール企業やネオクラウド企業などの大手法人顧客にサービスを提供しています7。
アラインドは、AI対応型インフラへの急増する需要に応えるため、米州で5ギガワット超の容量の拡大を計画3
現在稼動中および開発中のデータセンター50拠点全体において、現在および将来利用可能な電力容量7
北米における電力負荷をすべて再生可能エネルギー源で供給11
アラインドが買収したODATAは、ブラジルで初めて再生可能エネルギーの独立系発電事業者となったハイパースケールデータセンター企業10
MAMは、重要なインフラやテクノロジーソリューションへの投資にコミットしており、投資先に求めるのは、ハイパースケーラー、ネオクラウド、その他の大手法人顧客の多様なニーズに応えるだけでなく、より持続可能な未来への道を切り開いていける企業です。アラインド・データセンターは、まさにその理念を体現する企業です。現在の市場では、高い効率性と拡張性を実現する適応型インフラソリューションの普及が進んでいます。MAMは、このような戦略的投資を通じて、そうした革新的なインフラを最前線で展開する企業を支援していきたいと考えています。”
アントン・モルダン
米州デジタル・通信インフラ統括責任者
マッコーリー・アセット・マネジメント
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